特定非営利活動(NPO)法人 言語発達障害研究会



 



定例会 開催履歴

( 〜19 20〜29 30〜39 40〜49 50〜59 60〜69 70〜79 80〜89 90〜 )


No.93 2025/2/1(Sat) 14:00-16:30
    オンライン(Zoom)
テーマ:外国にルーツをもつ子どもの発達障がいと支援について

情報提供:国立障害者リハビリテーションセンター 発達障害情報・支援センター
       発達障害情報分析専門官 与那城 郁子
講  演:社会福祉法人 豊田市福祉事業団 理事長
       児童精神科医師 橋 脩

<略歴>
 1946年鳥取市生まれ。1972年に鳥取大医学部医学科を卒業後、長年にわたり障害児医療・福祉に携わる。鳥取大学医学部精神科で研修後、国立鳥取療養所、愛知県コロニー中央病院児童精神科、東大阪市療育センターの通園施設長を経て、オーストラリア・シドニー市にある病院で約1年間研修。帰国後は再び愛知県コロニー中央病院に勤務、同病院総合診療部長などを経て、1996年に豊田市こども発達センターのセンター長に就任。2015年に退任後は同センター等を運営する豊田市福祉事業団の理事長となり現在に至る。専門は児童精神医学、ことに発達障害である。

<主な著作>
 『発達障害児と家族への支援』 日本評論社(2022) 他、研究論文、調査報告など多数。

<講演概要>
 外国にルーツをもつ発達障がい児の支援は、以前は一部の外国人集住都市の問題であったが、日本に住む外国籍の人が増え、しかも出身国が多様化するにつれて、全国共通の取り組み課題となりつつある。子どもを前に、言語発達の遅れが発達の遅れによるものか異文化環境で暮らすことによるものか、どのように支援するか、頭を抱える支援者も多い。講演では、言語聴覚士をはじめ支援者共通の悩みに応え、外国にルーツをもつ子どもの言語発達や発達障がい(自閉症、ADHD、知的発達症、吃音など)の特徴と支援のあり方について述べる。



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No.92 2024/5/18(Sat) 13:30-16:00
    オンライン(Zoom)
テーマ:調査報告「A群(音声受信未習得)だが、家庭で事物名称を受信、発信した子どもを中心に ―― その出現と経過・今後の対応(事物名称・状況指示)」

講演者:小寺 富子(言語発達障害研究会)

〈略歴〉
1964年 東京大学医学部衛生看護学科(現健康総合科学科)卒業
1964年 旧国立聴力言語障害センター勤務
1979年 旧国立身体障害者リハビリテーションセンターに移行
2001年 旧国立身体障害者リハビリテーションセンター
     (現国立障害者リハビリテーションセンター) 定年退職
2002年 帝京平成大学勤務(教授)
2011年 帝京平成大学退職

〈主な著作〉
国リハ式<S-S法>言語発達遅滞検査マニュアル 改訂第4版 エスコアール 1998.7
言語発達遅滞の言語治療 診断と治療社 1998.11 , 改訂第2版2014.8
言語聴覚療法臨床マニュアル 協同医書出版社 2004.5
言語聴覚士のアルバム ヒューマン・プレス 2021.6 (その他、著作・論文多数)

〈講演概要〉日常の臨床で経験することの少ない子ども達の実態を知りたいと思い、2012年1月〜2022年1月の記録(個人的日報)を発端に、臨床記録を2022年春に調査した。段階2(事物の基礎概念)で家庭で事物名称を受信した子どもは6名、同発信7名、受・発信1名であった。ST室で<S−S法>の検査教材を操作しながら擬声語を自発する子どもが3名いた。全員コミュニケーション態度は非良好で、各タイプは重複しなかった。8名は6歳頃まで追跡でき、理解の達成レベルは、段階2-3(選択)〜5-1(語順)であった。通常経験する参考症例と比較すると、事物名称の獲得に特徴が見られた。本調査を通して、改めて、事物名称の獲得とそれを支える周囲との相互交渉(→「状況の中の指示の理解」)について考えさせられた。



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No.91 2024/1/20(Sat) 13:30-16:00
    オンライン(Zoom)
テーマ:自閉症スペクトラムの人の育ちを支援するとは
     〜ハッピー・ヘルシー・エンパワードな生き方を目指して〜

臨床発達心理士 綿貫 愛子(NPO法人リトルプロフェッサーズ/NPO法人東京都自閉症協会)

<略歴>
臨床発達心理士、学校心理士、公認心理師、国家資格キャリアコンサルタント
NPO法人リトルプロフェッサーズ副代表、NPO法人東京都自閉症協会役員/世田谷区受託事業「みつけばハウス」職員
大学生のとき、自閉スペクトラム症など発達障害の判定を受ける。教育や福祉の現場で、ニューロマイノリティのライフキャリアを支援し、啓発する活動を行っている。

<著作>
『絵でわかる なぜなぜ会話ルールブック』(合同出版)、『発達障害のある女の子・女性の支援:「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート』(金子書房)、『おとなの自閉スペクトラム:メンタルヘルスケアガイド』(金剛出版)など。

<講演概要>
「自分らしく生きること」を支える支援を目指して
近年、多種多様な人びとが互いの考えや価値観、スタイルなどの違いを受け入れ、尊重しながら、ともに成長し発展することを目指す「ダイバーシティ&インクルージョン」の考え方が推進されている。そこでは、定型発達(多数派)モデルを目指すのではなく、自分らしく物事を考えたり、自分らしく表現したりすることができるなど、「自分らしく生きる」ことが尊重される。ニューロマイノリティ(神経学的少数派)の一人として、自身の特性や経験に触れ、ニューロダイバーシティに関する最近の研究を紹介し、ライフキャリアの観点から支援のあり方について問題提起する。



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No.90 2023/5/27(Sat) 13:00-16:00
    オンライン(Zoom)
テーマ:保護者支援の(面接)経過とその整理方法について
     -療育的保護者支援フローモデルを用いた症例報告を通して-

佐竹恒夫(療育的保護者支援プロジェクト)
    島村広美(横浜市総合リハビリテーションセンター)
    伊東由紀(西東京市児童発達支援センターひいらぎ) (発表順)

オリエンテーション:
 保護者支援の経過とその整理方法 −療育的保護者支援フローモデルを用いて−
症例報告1:
 難聴5歳児のコミュニケーション支援(親の関わり方)と絵本活動を中心に
 −高頻度(週1回)の言語・コミュニケーション療育を実施した事例−
症例報告2:
 知的障害、自閉スペクトラム症の1幼児の初期発達と,保護者への助言の経過について
 −フォローアップを開始し,低頻度(年2〜3回)の言語療育を実施した事例−
アフタートーク(体験談)
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内容:
 言語発達障害の臨床・療育において,日常生活上の困難を軽減し相互活動を充実させるための具体的な助言や視点を,面接を通して提供することは保護者支援の一環として重要です。臨床・療育スタッフは誰もが日ごろから面接を通しての保護者支援を行っていますが,その具体的な内容について互いに検討することは少なく,方法論も不明確で,各自が試行錯誤しながら行っているのが現状です。
 そこで今回は,日々の面接記録を取り,その経過を一覧表に整理し,さらに経過を「療育的保護者支援フローモデル」を用いて分析した結果を報告します。面接の内容や方法,まとめ方について,参加した臨床・療育スタッフに役立つ具体的な提案を行い,面接による保護者支援の質を向上させる一助としたいと思います。



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