特定非営利活動(NPO)法人 言語発達障害研究会



 

言語発達障害研究会では、症例報告や、評価・訓練プログラムの提案、検討、成果を発表する場として、定例会を年に2〜3回(土曜日午後、都内にて)開催しています。会員、非会員に関わらずどなたでも参加できます。また、発表演題を随時募集しています。

2024年度 定例会開催のご案内

第92回 言語発達障害研究会 定例会(オンライン開催)のご案内 new

NPO 法人言語発達障害研究会 定例会を下記の通り開催します。



▼主 催: NPO法人言語発達障害研究会

▼日 時: 2024年5月18日(土) 13:30 〜 16:00

▼開催方法: オンライン(Zoom)

▼定 員: 100名(先着順)

▼参加方法: 事前申込み制

▼内 容: テーマ:調査報告「A群(音声受信未習得)だが、家庭で事物名称を受信、発信した子どもを中心に ―― その出現と経過・今後の対応(事物名称・状況指示)」

講演者:小寺 富子(言語発達障害研究会)

〈略歴〉
1964年 東京大学医学部衛生看護学科(現健康総合科学科)卒業
1964年 旧国立聴力言語障害センター勤務
1979年 旧国立身体障害者リハビリテーションセンターに移行
2001年 旧国立身体障害者リハビリテーションセンター
     (現国立障害者リハビリテーションセンター) 定年退職
2002年 帝京平成大学勤務(教授)
2011年 帝京平成大学退職

〈主な著作〉
国リハ式<S-S法>言語発達遅滞検査マニュアル 改訂第4版 エスコアール 1998.7
言語発達遅滞の言語治療 診断と治療社 1998.11 , 改訂第2版2014.8
言語聴覚療法臨床マニュアル 協同医書出版社 2004.5
言語聴覚士のアルバム ヒューマン・プレス 2021.6 (その他、著作・論文多数)

〈講演概要〉日常の臨床で経験することの少ない子ども達の実態を知りたいと思い、2012年1月〜2022年1月の記録(個人的日報)を発端に、臨床記録を2022年春に調査した。段階2(事物の基礎概念)で家庭で事物名称を受信した子どもは6名、同発信7名、受・発信1名であった。ST室で<S−S法>の検査教材を操作しながら擬声語を自発する子どもが3名いた。全員コミュニケーション態度は非良好で、各タイプは重複しなかった。8名は6歳頃まで追跡でき、理解の達成レベルは、段階2-3(選択)〜5-1(語順)であった。通常経験する参考症例と比較すると、事物名称の獲得に特徴が見られた。本調査を通して、改めて、事物名称の獲得とそれを支える周囲との相互交渉(→「状況の中の指示の理解」)について考えさせられた。

▼参加費: 会員・学生 無料
非会員   1,000円

▼お申込み: こちらのURLからお申込みください。
https://lipss92.peatix.com

※会員・学生(参加費無料)もPeatixからお申込みください。
※会員は、4月中に送付された参加費割引コードを入力していただくと無料になります。

▼申込み期間: 2024年4月18日(木) 10:00 〜 5月14日(火)24:00

▼お問い合わせ先:
〒292-0825 千葉県木更津市畑沢2-36-3
Tel. & Fax. 0438-30-2331
ホームページ http://lipss.jp/
E-mail info@lipss.jp
 



第91回 言語発達障害研究会 定例会(オンライン開催)のご案内 ※終了しました

NPO 法人言語発達障害研究会 定例会を下記の通り開催します。

 ※発表の概要と参加者の声を掲載しました(PDF 約352KB) new



▼主 催: NPO法人言語発達障害研究会

▼日 時: 2024年1月20日(土) 13:30 〜 16:00

▼開催方法: オンライン(Zoom)

▼定 員: 100名(先着順)

▼参加方法: 事前申込み制

▼内 容: テーマ:自閉症スペクトラムの人の育ちを支援するとは
    〜ハッピー・ヘルシー・エンパワードな生き方を目指して〜

発表者:臨床発達心理士 綿貫 愛子 氏
    NPO法人リトルプロフェッサーズ/NPO法人東京都自閉症協会

<略歴>
臨床発達心理士、学校心理士、公認心理師、国家資格キャリアコンサルタント
NPO法人リトルプロフェッサーズ副代表、NPO法人東京都自閉症協会役員/世田谷区受託事業「みつけばハウス」職員
大学生のとき、自閉スペクトラム症など発達障害の判定を受ける。教育や福祉の現場で、ニューロマイノリティのライフキャリアを支援し、啓発する活動を行っている。

<著作>
『絵でわかる なぜなぜ会話ルールブック』(合同出版)、『発達障害のある女の子・女性の支援:「自分らしく生きる」ための「からだ・こころ・関係性」のサポート』(金子書房)、『おとなの自閉スペクトラム:メンタルヘルスケアガイド』(金剛出版)など。

<講演概要>
「自分らしく生きること」を支える支援を目指して
近年、多種多様な人びとが互いの考えや価値観、スタイルなどの違いを受け入れ、尊重しながら、ともに成長し発展することを目指す「ダイバーシティ&インクルージョン」の考え方が推進されている。そこでは、定型発達(多数派)モデルを目指すのではなく、自分らしく物事を考えたり、自分らしく表現したりすることができるなど、「自分らしく生きる」ことが尊重される。ニューロマイノリティ(神経学的少数派)の一人として、自身の特性や経験に触れ、ニューロダイバーシティに関する最近の研究を紹介し、ライフキャリアの観点から支援のあり方について問題提起する。

▼参加費: 会員・学生 無料
非会員   1,000円

▼お申込み: 申込みにはPeatixのシステムを使います。こちらのURLからお申込みください。
 https://lipss91.peatix.com 申込みは終了しました
会員・学生(参加費無料)もPeatixからお申込みください。
会員は、11月に送付されたダイレクトメールに同封の参加費割引コードを入力していただくと無料になります。割引コードは、当ホームページの会員専用ページにも掲載しています。

▼申込み期間: 2023年12月20日(水)10:00 〜 2024年1月12日(金)17:00
1月16日(火)17:00まで
※コンビニ払いは15日(月)まで

▼お問い合わせ先:
〒292-0825 千葉県木更津市畑沢2-36-3
Tel. & Fax. 0438-30-2331
ホームページ http://lipss.jp/
E-mail info@lipss.jp
 


定例会 発表演題募集について

 言語発達障害研究会では,定例会(年3回土曜日の午後に都内で開催)の発表演題を募集しています。

 定例会では,検査・訓練講習会のアフターケアの要素を持つ 「中期評価(症例相談)」や,気軽に発表できる「Tips<臨床上のアイディア,工夫>」のコーナーを設けています。

発表内容

 1. 評価・訓練プログラムの提案・検討(定例会)

言語訓練や療育に関連する新しい評価・訓練プログラムや,既存のプログラムを改善したり掘り下げ・拡大したものを提案し,参加者の活発なディスカッションにより検討します。

 2. 症例報告(定例会)

症例に即して評価・訓練プログラムの提案・検討を行います。

 3. 中期評価<症例相談>(定例会)

あるケースを1年訓練したがこれからの訓練方針はこれでいいのだろうか,どうしてもうまくいかないので教えてほしい,そんな臨床上の疑問を検討したいと思います。

 4. Tips<臨床上のアイディア,工夫>(定例会)

こんな教材を工夫しました,こんなスモールステップをやってみたら有効だった,というような日常の臨床の中で生まれたアイディアを紹介して下さい。

  • 会員以外の方の発表も歓迎いたします。

  • 発表時間は20分〜1時間程度でご相談下さい。

  • 下記の必要事項を記入の上,メール,FAX,郵便でお申し込み下さい。

発表場所:(定例会)
題名(仮):
発表の概要(簡略で結構です):
希望発表時間(質疑応答 時間を除く):(20,30,45,60)分
発表者名:
所属:
連絡先:〒,住所,電話番号,E-mail

皆様からの多数の応募をお待ちしています。
発表に関する問い合わせや申込みは事務局までご連絡下さい。

NPO法人言語発達障害研究会事務所
〒292-0825 千葉県木更津市畑沢2-36-3
TEL/FAX:0438-30-2331
info@lipss.jp



 



      


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                    TEL & FAX 0438-30-2331



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